旅は道づれルカ24:13~35

2009 年 4 月 12 日 日曜日

「エルサレムにいながら、近ごろそこで起こった事を、あなただけが知らないのですか。」      ルカ24:18
  イエスが日曜日の朝早く墓を破って復活されたというビッグニュースは、瞬く間にエルサレム中の話題になったようです。それが、上に上げた 18節の言葉です。
 二人の男が都エルサレムから11キロ離れたエマオという村に行く途中、キリストの復活の話題で、けんけんがくがくの論争しながら旅を続けていたというのです。そこへ、当の復活のイエスが仲間に入ってこられたというのです。 »続きを読む

復活はたわごとか ルカ24:1~12

2009 年 4 月 5 日 日曜日

「ところが使徒たちは、この話はたわごとと思われたので、彼らは女たちを信用しなかった」            ルカ24:11。
  イエスは無惨にも十字架上で死にました。どんな「聖人、賢人」の伝記物語も死をもって一巻の終わりです。
   「 生まれては死ぬるなりけり おしなべて 釈迦も孔子も猫も杓子も 」 (一休) 
  このルカが録した「イエス伝」も十字架の死をもって終わりかと思えば、続きがあるのです。 »続きを読む

アリマタヤのヨセフ ルカ23:50~56

2009 年 3 月 29 日 日曜日

「この人が、ピラトのところに行って、イエスのからだの下げ渡しを願った。」        ルカ23:52
 イエスは十字架上で絶命。次は葬儀です。ここに突然、いままで聖書の中に登場していなかったアリマタヤのヨセフなる男の出現です。50節を見ると、「ヨセフという議員のひとりであって、りっぱな、正しい人であった。」と紹介されています。名誉も資産もあるヨセフが今になってキリストの亡骸を引き取ると言うことは、日頃から、口に出してクリスチャンだあることを告白はしていなかったが、いわゆる隠れキリシタンのたぐいであったと思われる。
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実にこの方は義人なり ルカ23:44~49

2009 年 3 月 22 日 日曜日

「この出来事を見た百人隊長は、神をほめたたえ「ほんとうに、この方は正しい方であった」          ルカ23;47
   イエスはついに十字架の上で息を引き取られ、死が確認されました。だれもが、強盗どもと三つの十字架の一つに、人々の嘲笑と呪いと侮辱のももとにイエスは死んだ。イザヤが53章で予言していたように、だれもが、彼は神に罰せられて処刑されたのだと思われていた。
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主よ。み手に ルカ23:44~49

2009 年 3 月 15 日 日曜日

「父よ。わが霊を御手にゆだねます」       ルカ23;42
イエスの人類の身代わりの贖い死が、今十字架上で、イエスの死によって全うされようとしています。
  三位一体の父なる神の特命を受けて、子なる神イエス・キリストは、人となって、人類の罪の咎、呪いを身代わりの受けて死ぬということは、私たちには想像を絶する悲劇的な神聖計画であったはずです。 »続きを読む

イエスの最後の弟子 ルカ23:39~43

2009 年 3 月 8 日 日曜日

「イエスさま。あなたの御国の位にお着きになるときには、私を思い出してください」         ルカ23;42
  イエスは二人の殺人犯と一緒に十字架につけられました。一人は右に、もう一人は左に、そしてイエスは真ん中に。イエスは、まさに罪人の仲間の一人として十字架につけられたのです。 »続きを読む

イエスを十字架につけた ルカ23:32~38

2009 年 3 月 1 日 日曜日

「指導者たちもあざ笑って言った。『もし、神のキリストで、選ばれた者なら、自分を救ってみろ」                              ルカ23:35
  聖書が伝える人類救済のクライマックスがやってきました。それは、人類の罪の咎を身代わりに負って死なれることでした。
 ルカ福音書のルカはその事実を冷静に、短いことばで記録しています。 »続きを読む

私のために泣くな ルカ23:27~31

2009 年 2 月 22 日 日曜日

  「私のことで泣いてはいけない。」   ルカ23;28
 イエスは刑場であるゴルゴダに向かって重い足取りで歩いていかれます。今日、エルサレムに旅行に出かけると、必ずイエスが歩まれたという道に案内されます。ヴィア・ドロサ「悲しみの道」と呼ばれる狭い石畳の道です。 »続きを読む

怪我の功名 ルカ23;26

2009 年 2 月 10 日 火曜日

「この人に十字架を負わせてイエスのうしろから運ばせた。」 ルカ23:26
 イエスは、十字架を背負って、刑場となっているゴルゴタの丘まで、ローマ兵に追い立てられていました。昨夜来の拷問で体力は、疲労困憊、足をふらつかせながらの難行。
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それからついに ルカ23:13~25

2009 年 2 月 1 日 日曜日

十字架につけろように大声で要求した。そして、ついに、その声が勝 った。」                             ルカ23:23
  キリスト教会の最初の信条は『使徒信条』です。今朝も礼拝で読みました。その文中に「我らは主イエスを信ず。・・・・ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け十字架につけられ・・。」と。 »続きを読む